Art Play Worker養成講座BASIC0期、7月からスタートした講座、ついに9月の最終講義が近づいてきました。ドキドキしながら手探りで募集した0期は、14名の参加者の皆さんとのスタートとなり、ついに最終講義の「表現・発表」というリアルの場での一般参加イベントのお知らせです。

この講座は、心理学(感情・認知発達・成人発達理論)と芸術療法の視点をベースに、すみあそび(墨を使った自由な表現)を実践しながら、徹底して自分自身の感情と認知の癖に向き合うことを重視しました。なぜそんなことを?という詳細についてはこちら。


・人が安心して表現できる「場」をつくる
・違いを肯定し、多様性を力に変える
・表現を通じて、未来を共に考える
そのような役割を担う存在として、これまでのすみあそび実践と特別支援の現場等の実践研究をもとに生み出しました。


「表現することを恐れない」


これがテーマでもあります。なぜなら、その感覚こそが他者との違いをそのまま丸ごと受け入れる力だと言っても過言ではないわけです。わたしたちは知らず知らずに抑圧されて、「言わないでおこう」とか「空気読む」とかいう言葉も生まれてしまったわけですね。そんな不寛容な世界の中で、「わたしはこんな感じですけど、どう??」と表現し切ることができる大人って、安心できる存在です。

つまりそれが

「はみだすことを恐れない」

になるわけですね。

で、つまりこのコミュニティで、大人がどんどんはみだして行けば、自ずと子どもたちもはみ出して安心と思えるわけで、そうなれば「ワタシクリエイト」があたりまえになる世界になるな、ということに気がついたわけです!(ちょっと調子に乗った感じですね!)とはいえ、人って、自分の好きなことやこだわりをひたすら貫けば、自ずと「はみだす」んですけどね。


さて本題です!!

わたしが宮城にいることもあり、最終講義はリアル開催2箇所で行います。
9/21は宮城のビルドフルーガス
9/27は東京のアトリア参宮橋

講義と制作発表であることから、ぜひともみなさんとこの時間を共有したいと考え、9/27はアトリア参宮橋で受講生の作品鑑賞をしながら、すみあそびBARで語るというリアルイベントを企画しました!嬉しいことに昨年の個展でも「墨」とのコラボおつまみをカフェが開発してくださいまして、今回も「すみあそびスペシャルメニュー」が登場します。

「ワクワクする」
「夢中になる」
「怒る」
「緊張する」

わたしたちは感情を自然に流してしまいがちで、ともすると思考によってぎゅうっと抑えたり、言葉によって統制したりしてしまいがち。あるいは「わかる」「役立つ」「効率の良さ」などの方向に向かえば向かうほど、「わからない」ものを見ない、聞かない、無かったことに消す能力も育ったりします。

「感情を味わい切る」
「欲求を出し切る」
「表現し切る」

怒りに来てもよし、楽しみに来てもよし、悲しみに来てもよし。

そんなテーマで「Atelier de l’Être(在り方のアトリエ)」とフランス語で表現してみました。

ぜひ「何者でもなく存在してみる」「ただ美味しいものを味わう」「ただ書くだけ」を一緒に味わっていただけたら嬉しいです。

そして何より、みなさんにリアルでお会いしたい。

願いを叶えられますように。

ご参加お待ちしております!

[イベント詳細]

アトリア参宮橋開催はこちら!(すみあそびBARはこちら!)


宮城にもぜひぜひぜひお越しください!!(ギャラリートークします!)