駐車場によくある「空あり」という看板。「空」は、仏教用語で「くう」と読む。「空(くう)がある」とはまさに仏教の真髄!!というみうらじゅんの視点がたまらなくおもしろくて、わたしは彼の「アウトドア般若心経」という本を買ってしまったのが5年前くらい。街中にある看板から、般若心経の文字をすべて探した写真集のような般若心経本である。(マニアックな世界が好きな方には、おススメ!)

今日、アカデミアコアクラスのメンタリング中に浮上したのは、わたしの中にある「ないこと」に対する劣等感。
・実家という存在がない
・親戚身内兄妹のつながりがない
・持ち家がない
・資格がない
・拠点がない
・財力がない
.......
なんか、数えたらきりがない!

しかし、「なにもない」ということを考えているわたし、にしか「なにもない」という状況には見えてないような気がしてくる。

対話しながら、「ない」ってそもそもなんだ?「ある」がいいという思い込みか?とか「いや、ない、を、持ってるな」「ない、から、ある、が分かるんだな」みたいな、問答がぐるぐると回っていた。

先ほど、ああ!みうらじゅん!!

と気がついたらまたもや、面白くなった。そして気づいたのは、わたしはあまり困って「ない」ということ。(いろいろ、ないけど!!)

またまた加速してゆく感覚。
ありがとうございます。