薔薇は描きませんよ!
ワタシクリエイトCAMP mini 『わたしと薔薇』は、この一声から始まりました。
では
何を描いていただいたかというと
”わたしと薔薇にまつわる対話” を
描いていただいてました
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最初、薔薇をよーく観察して
薔薇に抱いた気持ちやストーリー、
漂っている空気感なんかをイメージします
みなさん、キョトンとなさっていました
それもそのはず、
描くときには薔薇は見ないでね!
と、お伝えしているから
つまりは
想像の世界を描くことになります
・意外と尖っているトゲ
・かたさのある花びら
・その存在感
・花との思い出
・エトセトラ、エトセトラ
わたしは
皆さんの姿勢や呼吸、手と目の動き、筆圧などを
チラチラと拝見しています
描くことに集中してくると
身体のクセや思考のワクなんかが
どうしても出てくるものです
それらのクセやワクを外しにいきます
皆さんの体温を手のひらで感じつつ
’ ○○さーん 肩甲骨をぐぐと下げてみよっか ’
’ △△さんは色鉛筆の持ち方を変えてみよう’
’ ◇◇さんはここでお茶でも飲みましょう ’
’ 左手で色鉛筆をもってみませんか ’
’ 右肩をすこし下げてみよう ’
それぞれの '外しポイント' をお伝えすると
呼吸が楽になっていくのがわかります
筆圧が強い方は柔らかさがでたり
上手に描こうと頑張る方の口角があがってきたり
リズムが速い方は息づかいがスローになったり
皆さん、イイ感じ🥰
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描き出したら
次は対話の時間
どんな気持ちでどんなイメージを描いたのかを
言葉にしてみます
ちょっとテレますよね。。w
でもね、言葉にのせることで
それぞれのストーリが共鳴して
創造性が拓かれていきます
それから、ペアになり
相手の作品にそっとギフトを添えます
ギフトの中身は以外とすぐに決まったみたい
最後に、相手の作品の中にギフトを
描き足していきます
ここからは ニコニコ&ニヤニヤ タイム
表情もゆるんでて
なんだか楽しそう
で、皆さんのギフトはこんな感じでした
・ミューズ
・リボン
・どっしりとした大地
・おしべやめしべや生命力をあらわす光
・軽やかな輪郭
そして、「ワタシ」は「アナタ」からのギフトを
ちゃんと受け取りにいきます
受け取って、どう感じたかを相手に伝えます
・そもそも、ちゃんと受け取れたかな
・ウレシイ。どんなふうに?
・ビックリ。それは、なぜ?
・ハズカシイ。身体はどんなふうに反応した?
・アナタがワタシの作品に描きこむコトを
どう感じたかな?
ギフトを受けとるときの感情や身体感覚に
に目をむけます
皆さんのこころの風景がみえてくるところです
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リボンをギフトとして受け取った方は
「ウレシイ!お花にリボンがかかって
花束になった。
このまま両親に贈ります!」と仰り、
コラボ作品をポスト投函なさいました
ご両親のお手元に花束の絵葉書が届くころ
また新たな対話がうまれるといいな~
そんなことを思いつつ「わたしと薔薇」の
ワークショップは無事に終了しました
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わたしと薔薇
あなたと薔薇
わたしとあなた
あなたとわたし
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!