ありそうでなかった参宮橋リトリート
リトリートといえばアトリアのコアコンテンツの一つですが、総本山の参宮橋で開催される色とりどりのイベントの中でも今までにないような時間となりました。
真夏の日差し煌びやかな7月27日、参宮橋アトリアで自分と向き合うワンデーリトリートが開催されました。
午前の部
「自分と対話する夏のバスポーチ作り&ジャーナリング体験会」
アトリアクルー金澤佑香さん( mo.ya-i )のセッション。
野草と親しみながらのバスポーチづくり。一つ一つの野草を触ったり、ちぎったり、食べてみたりしながら可愛らしいコットンポーチに入れて、自分のオリジナルバスポーチを製作します。
作りながらふんわりと立ち上ってくる野草の香り、香炉であたためられた野草たちがなんとも芳しく、秋の森の中に寝転んでいるかのような感覚。
(ステキな茶香炉!ろうそくの熱でじんわりと茶葉の香りをたたせるお道具)
新島産のキラキラしたお塩を一緒に入れてポーチ完成、自分で名前を付けます。
ひとしきり野草と触れ合い、心も身体もほぐれたところでジャーナリング。
お題は「手放したいもの」と、「終わらせていない事のリストアップ」そして、手放した時の感覚とリストの中からおわらせる事を選びます。書き出した後、参加者全員でシェアします。
野草と触れ合って心身共に解れていたからか、
時間に追われることを手放したり
死生観に触れてみたり
長年の課題にとりかかる糸口がみえたり
各者各様の気付きや変化があったようです。
お昼の部
アトリア一汁三菜ワンプレートランチ
(アトリア併設tsugugoto cafe自慢のお味噌汁とアーユルヴェーダのエッセンスを加えたおばんざいプレート)
ジャーナリングの余韻を残しながら皆んなでランチ、ゆったりと一口一口味わいながら、先程の体験について皆で話をします。自然と色々な側面に触れて、自分の中にも響いて対話が深まって行きます。
午後の部
山本コヲジさんによるクリスタルボウルのサウンドバス体験とアトリアコミュニティ主宰井尾佐和子のビジョニング
『For a better FLOW VOl.2〜ニューパラダイムへ 幕開けのお祝い〜』
コヲジさんはあり方そのものがクリスタルボウルのような方で、そこから溢れる音の波にはえもいわれぬ力があります。
どこから湧き上がってくるかわからないような複雑な音色を、寝転がって頭から浴びると、すぐに意識は寝るとも醒めるともつかぬ領域に導かれます。
先程のジャーナリングの事やここ数ヶ月の体験を包含して、夢なのか意識なのかわからないような感覚で、何か底知れぬ不安のようなものに包まれた後、次第にえもいわれぬ心地よさを感じ始めます。
数十分が一瞬にも、数時間にも感じる不思議な体験で、後でコヲジさんと話をすると一種の臨死体験のようなものとも言えると。
ゆっくりと意識を体に戻した後、佐和子さんによるビジョニング。
座位の瞑想から今後6か月のビジョニングを行います。
完全に今、ここ、を感じながら自分の感覚わ味わい、ここから半年間についてのあり方について観てみます。
その後、そのビジョンを画用紙にパステルやクレヨンで描き、実際にビジュアライズし、全員でそれを共有。
リトリート、というと遠出をして都会を離れて、というイメージがありますが、光差し込むアトリアで半日過ごすだけで、こんなに自分と向き合えるのとは。
またの開催をお楽しみに!