待ってました!    いくちゃんの「墨あそび」が火曜日夜に開催されることになり、
2月14日のバレンタインデーの夜、喜び勇んで参加しました。

いくちゃんこと櫻井育子さん(書道ファシリテータ/発達支援コーディネーター)のすみあそび紹介記事はこちら!


実は、以前Atlya参宮橋で育子さんが「墨あそびワークショップ」を開いてくださったとき、ハマりにハマって、”調子に乗る”楽しさを味わってしまったワタクシ。


そのときのFB投稿はこちら↓
https://www.facebook.com/nozomi.kuriyama1/posts/pfbid0onkjbpGY7WGs7sCzRaqgBiiuQLre2jVaQNA5Bb8vJS1XDBqyx3KLvL4WSZ7vjctZl?__cft__[0]=AZWfyJehKOSpmNIecqdQUFFxjAn_Up9VzyLcqeT2T857bUeadZnue4V73bJlko1V4_Hs8O72AWMDT85pLtS_Kv-d3rdDoRd0EO-iiZGBNXdBJcMoqn-wNkGHZuTdaFQlPps&__tn__=%2CO%2CP-R 


ワタシクリエイトROOMでは、オンラインでいくちゃんの「墨あそび」が開催されると聞いて、期待していたのですが残念ながらこれまでは水曜日夜で、なかなか参加できず、首を長くして待っておりました。

「墨あそび」は、”枠はずしの”とつくとおり、書道のようで私が子どもの頃に経験した書道とはまったく違います。

「墨」とはあるけれども、墨と筆でなくてもOK。近くにあるもの、筆ペンでもいいし、ふつうのペンでも鉛筆でもいいし、紙もお習字用の半紙でなくても、包装紙でも、チラシの裏でも、なんとティッシュでもいい。枠にとらわれることなく、書いて、描いて遊びましょうという趣旨なんです。

この日も、いくちゃんが、いろんなもの(例えば綿棒とか)で書くことをデモンストレーションしてくださいました……が!    対面での「墨遊びワークショップ」で筆で書くことの楽しさにコーフンした私は、この日は墨汁と古い半紙、筆を探し出して備えていたのでした。

ウォーミングアップでは、とにかく筆を持って、腕が動くに任せてみる。
文字を書きたくなるけど、頭で考えているようだったら、まずはそれは捨てる。
筆の上の方をゆるーく持って、何が、どんな線が筆先から出てくるか、
自分でもわからないまま、ただ好奇心の流れに委ねる。

グルグル
ピコピコ
シュンシュン
ツーツー
ピシッピシッ
ポタンポタン

てな感じで、何も考えずに線を引いていると……

画面の向こうでいくちゃんが「春」と書いていたのが目に入り、
いきなりミラーニューロンが発動して、私も「春」と書いてみたり。

あまりにも墨が薄いので途中でもうちょっと足してみたり。

だんだんと複雑な文字が書きたくなったけれど、言葉は浮かばないので、
机に敷いた古新聞の中から、惹かれる言葉を選んでみた。

意味なく「香水」とか「耐」とか書いていたら、
画数が多くてギュッと濃い感じの漢字が書きたくなり「影響」と書いてみる。
で、あとはひたすら「響」を何度も何度も書き続ける……

ぞんぶんにやったら、ようやく文章が書きたくなって、
「隠岐アラメがぴったり25グラム」

なんのこっちゃ!    ですけど、いいんです。
前日の出来事で、気持ちよかった瞬間がこれだったので。

というわけで、この日の作品ができあがりました。笑いました!

はぁ、満足満足。

なんたる開放感、自由、思考からの離脱……よ!
ここまで、スタートから20分あまり。
ほんとうに夢中になって、ひたすらからだに任せて自分を表現。
気持ちよかった〜!    そして頭もスッキリ!

何を書くかなんて考えない。
上手いかどうかなんて関係ない。
右手で書くか、左手で書くかさえも自由。
(ちなみに私は両方でそれぞれ書きました)

一人でもできるのだろうけど、
「墨あそび」はみんながいるから、尚楽しい。
それぞれが書いている気配を感じながら書いたり、
チラ見して真似したり、出来上がったものを見せ合ったり。

ぜひぜひ、次回はもっとたくさんのみんなとご一緒したいです!

1日たったけど思い出すだけでも、改めて開放感に浸れる、エネルギーが蘇り、
自分の内側から湧いていくる時間でした。

なんという贅沢空間、ワタシクリエイトROOM!IMG_1228-COLLAGE.jpg 416.15 KB