発達について学ぶ3回連続講座です。自分以外にも、もちろん子どもやパートナー、親、周りの方々を理解するためにもおすすめ。認知、思考、判断はみんな違いますが、その「違い」は一体どこから、どんなふうに起きるのか、自分の持っている「癖」(特性)を知ることは、他者との関係にも役立ちます。

①5/13「知り方を知る」:認知特性のアセスメントのあれこれ、検査の仕方、発達心理や教育アセスメントが何を測っているのか、本質的な「認知のちがい」について疑似体験を通して学びます。分かり合えないことが大前提、違うことが楽しくなる!

次回以降は、こちらです。

②6/10「見方を知る」:自分や自分の周りの人が、どんな特性があるのか、それをどのような行動から知ることができるのか、さらには自分自身がどうしてそういう思考や判断になるのか、学習や環境も合わせながら分析していきます。

③7/8「活かし方を知る」:特性や違いが分かっても、結局日常生活でそれらをどう活かすのか分からずに困っていることや、無理に合わせてしまうことなどでせっかくの自分を活かしきれないことも。どんな環境を整えると楽になるのかを考えたり、発達しきれていない分野をどう促進するかなどを学びます。

◉わたし自身が、発達心理学や障害学を通してさまざまな認知特性に関する学びを深めてきたことが、これから必要となる成人発達の基礎となる部分や、対人援助職の助けになることが分かってきました。自己分析の一助となる考え方を、複数身につけることが、最終的に自分を助けることだけでなく、自分の許容範囲が広くなり、ごきげんな大人が増えていくことにつながると考えています。